一般歯科とは、虫歯や歯周病のほか、口臭や口が乾く(口腔乾燥症)など歯科全般の治療を行っております。
虫歯には段階があり、進行するにつれて治療が難しくなってしまいます。
急に歯が痛み出した、以前に治療したかぶせが取れてしまった等、急に発生したお口の中でのトラブルも、いつでもご相談ください。
最適な治療法で確実にトラブルに対処させていただきます。
患者様の不安を取り除くことが我々の使命であると考えております。
当院では、表面麻酔や電動式麻酔などを用い、可能な限り、痛みや不安の少ない治療を努めております。
著しく不安の強い方にも十分な対処が可能になりました。
(炎症が急性症状の場合、お痛みを取りにくい場合があります)
①表面麻酔
針を刺す場所の歯ぐきの表面を麻痺させ刺す痛みを減らします。お子様にも安心して受けて頂けるよう、バナナ味を使用しています。
②細い注射針
痛みを抑えるため、細い針を使用しています。
③麻酔薬カートリッジウォーマー
麻酔薬の温度を体温と同じくらいに温めることで、刺激を減らします。
④電動カートリッジ
一定のゆっくりした速度で麻酔薬を入れることが出来ます。
麻酔注入時に無駄な圧力がかからず痛みを減らすことが出来ます。
⑤シリジェット
針の無い麻酔です。
虫歯の進行段階はC0~C4の5つに分類されます。それぞれに症状が違いますが、共通するのは早期発見・早期治療が大事だということ。歯は一生にわたって付き合うパートナーです。大切にしてあげてください。
歯周病とは、歯の歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。
歯と歯茎の境目についた歯垢から、歯の根に沿って歯周病菌が入り込み、歯を支えている周りの組織をじわじわと壊していきます。
統計によると、35歳の人で80%の人が歯周病になっています。
しかし35歳になってから突然、歯周病になるわけではありません。
実は10代から少しずつ進行していき、20数年の歳月をかけて、歯肉をジワジワとゆっくり冒し、歯ぐきから血がでるという自覚症状が出る30代の頃には、もはや歯肉炎・歯周炎になっています。
虫歯と違ってほとんど痛みがないため、気がついたときには抜くはめに・・・なんてこともありえる怖い病気なのです。
【歯周病の進行段階について】
ほとんどの人は、歯肉から血が出る、歯がぐらぐらするといった自覚症状を感じてから受診されますが、このような症状があるときにはかなり悪化した状態なのです。
ついつい放っておいて歯周病が悪化し、歯を抜くと多くの支障が出てきます。
50歳代で、自分の歯がほとんどないということにならないように、日ごろから歯周病の予防をしていきましょう。
(1)歯周ポケット検査
(2)歯の動揺度検査
(3)出血やレントゲン診査
(4)歯ぎしりや噛み合わせの診査
(5)位相差顕微鏡診査(保険診療ではないため無料で行っています)
これらのことから総合して診断していきます。
(1)プラークコントロール・歯ブラシ指導・食事指導
歯周病予防、治療共に基本となるのが『プラークコントロール』です。
プラークコントロールとは、正しい歯磨きの仕方や歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用して口腔内をしっかり管理をする事が歯周病予防、治療の基本となります。
(2)歯石除去・スケーリング・ルートプレーニング
患者様のケアだけでは、取り除くことの出来ない場所にある歯石や歯垢などを除去していきます。
(3)歯周ポケット内に抗生剤投与
お掃除によりきれいになった歯周ポケット内にダイレクトにお薬を注入します。 痛みのない治療法です。
(4)歯周外科的治療
歯周ポケットのお掃除(上記のような治療法)で改善しない場合、行う治療です。
手術により歯ぐきを元の位置に移動させ粘膜を再生します。
(5)歯周内科的治療
顕微鏡で歯周ポケット内の細菌を調べ、活性度や数に応じて、抗生剤などの内服薬を処方します。
(6)高周波治療
進行した歯周病や手術の適応でない症例に行います。
痛みなど伴わないためストレスの少ない治療法です。(保険治療ではありません)